第52号
鬱病・パニック障害を東洋医学で治す! 第52号
このメルマガでは、東洋医学の視点から鬱病(うつ病)やパニック障害などの精神疾患を考えていきます。
あなた自身が自分を理解し認め、自分を愛せるようになること。
そこから回復のためのプログラム作りを一緒に考えていきましょう!
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タイトル: 無理をしないように
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私たちは日常の中で 「無理しないようにね!」 などとよく言います。 また病気になると、友達などから 「無理しないように ゆっくり休めばいいよ」 などと言われたりします。
こういう言葉には人と人の優しいコミュニケーションが感じられます。
今回は この 無理をする/しない・・とはどういうことなのか考えてみましょう。
人は防衛反応として、自分に一定以上の負担がかからないように、そこを避けたり停止したりする機能を持っています。 たとえば過酷な仕事を続けていると疲労感や緊張感・痛み・けだるさ・発熱・・などが現れて、そろそろ能力の限度であることを知らされます。 通常はそこで休息をとるとか停止するとか、ひどい場合は ぎっくり腰のような症状が現れて いやおうなく動けない状態にさせられたりします。
このような機能があることを私たちは無意識に知っているので 「無理しないでね」という表現をお互いが理解できています。
ところがこの 「無理」という感覚は人によってずいぶん違いますし、同じ人でもその日の体調によって違いますから、この感覚は絶対的なものではなく、かなりいいかげんな・だいたいあれぐらい・・というような感覚だと思われます。
このような機能が、環境や体質によって正常でなくなったり、うまく機能しない状況が、とくにこのごろ多くなっているように思えます。
どこまでが大丈夫で、どこからが無理なのか・・という感覚がよくわからないまま、エネルギーを使い果たしてしまう・というようなことも起きてしまいます。
病気になった人たちの話を聞くと、気がついたときには症状が出ていた、ある朝 突然に起きられなくなっていた・・という話を多く聞きます。
前回にも書きましたが、こういった身体感覚の鈍化が起きる理由はいろいろあるでしょうが、幼年期に 常に身構えていなくてはならないとか、常に我慢していなくてはならないような状況が多くあったりすると、身体的な緊張のレベルが高いところに設定されてしまうことで、感覚レベルの計算間違いなどが起きるのではないかと思います。
また、身体的にとても丈夫な人にも、このような状態が起きるようです。 何人かの方で、これまで病気知らずで医者に行ったこともなければ薬もほとんど飲んだことがない・というような人が 鬱病の症状を出してしまう・という例も少なからずあります。
● 無理な感覚を再確認する
(1) 息をとめる
普通に呼吸し 息を吐きながら80%ぐらい吐いたところで止めます。
そのまま我慢できるまで止めて限界に達したら 残りの20%を吐ききります。
吐くときに全身の力を抜いて肺の中を空っぽにするようにします。
横隔膜が強く緊張します。パニック症状のある人は発作が起きる可能性もありますので、徐々にレベルを上げていってください。
逆に腹筋や横隔膜のトレーニングにもなるので、パニック発作が起きにくくなります。
(2) 腕立て伏せ
腕立て伏せの姿勢で 肘を曲げて最もつらいところで止めます。
そのまま我慢して、限界に達したら体全体でうつぶせになり、手をだらんと下に下げてリラックスさせます。
体がリラックスしてきたら もう一度上の姿勢を繰り返します。
これらは、負荷をかけた部分がしだいに緊張し、もうこれ以上はだめだ・と感じるところをより深く感じられるようにする方法の一例です。
注意として、できるだけ敏感な部分で行うほうが、より正しい感覚が得られます。 足などではかなりの鈍感がある場合があるので注意してください。
前にこの方法を 膝のスクワッドで試してもらったとき、やってるときはぜんぜん平気で、どれだけでも我慢できるということでしたし、スクワッドをぐいぐい100回やってもぜんぜん何ともない・・と言っていたのですが、翌日からパニックがひどくなりその後 足に触れたら、ものすごい痛みを訴えた人がいました。
すでに太股に感覚鈍化が起きていた・ということで、こういう部位ではあまりトレーニングにならない場合もあります。
発行日 :2007年 10月6日(土)
発行元 : はり 東洋医学 イエラ治療室
東京都杉並区阿佐谷北1-9-2
電話 :03−3338−6711
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