第92号

鬱病・パニック障害を東洋医学で治す! 第92号


 このメルマガでは、鬱病(うつ病)やパニック障害 統合失調症などを東洋医学の視点から考えていきます。
あなた自身が自分を理解し認め、自分を愛せるようになること。
そこから回復のためのプログラム作りを一緒に考えていきましょう!


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タイトル: 体からの声
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 うつ病から回復しはじめた方の会話の中に、体からの声が聞こえるようになった・というのがありました。今回はこのことについて書いてみます。
こちらに来た人には もう一人の私を意識しろとか身体からの声を聞け・というようなことを、うるさいほどに言っていましたが、 この方にかぎらず病状がひどいときには、そんなことはよくわからないし、それどころではないし・理解できないというのが本当のところだったと思います。 しかし病状の回復とともに身体からのメッセージが強く感じられるようになったというのは、回復された方々からよく聞かれることです。

 たとえば日中に外出した後、すごく眠くなる。・・この「眠い」という単純な感覚を、昼間なのに眠いなんて変だと思うか、まあ眠いんだからちょっと寝ようか・と思うか悩むところですが、病気でなければ別にどちらでもいいのですが、この方は前は昼間に眠くなるような感覚そのものがなかったので、そのことを変だと思っていたようでした。
 しかし考え方を変えて身体の声に従ってみる・するとほんの15分ほど熟睡して目覚めると、すっきりと疲れがとれてすごく気持ちがいい。

 また、この方は食事の内容に偏りがあり、時間もばらばらで好き嫌いが多く、間食に甘いお菓子などを大量に食べていたようでした。当然お腹がいつも調子悪く便秘症で少し肥満ぎみでした。
 少し前から病気の回復とともに食習慣を変えようという欲求が起きてきました。野菜の多い食事を毎回しっかり食べて間食を減らすようにしたそうです。
誰が考えても便秘やダイエットに大きな効果があることがわかります。

大切なことは、ちゃんとお腹が空いた感じがわかるようになったことです。
それまで朝は起きられず食事もしたくない気分だったのが、睡眠の改善とともに普通に目覚めて普通に空腹感があり朝食がおいしい!と感じるようになりました。

 そして、それまでは朝になると 「この世が いやだ」という気持ちが最も大きくなっていたのが 「朝は気分がいい」と感じられるようになったといいます。

また うつ病 パニック障害 統合失調症の方の多くは発汗に問題が少なからずあります。
この方も、暑い日でも、ほとんど汗をかかない体質でした。
女性にはこういう方が多いようですが・腕や背中やお腹などに触れると温度が上がっているのがはっきりわかるぐらいでも汗をかかないので、とくに夏は苦しそうです。
 しかし、この方は暑いときにはちゃんと汗が出るようになりました。これは皮膚表面の自律神経の緊張と関係があるのだと思いますが、上記のような、さまざまな身体的な安心感が多くなってきた結果、安心して緊張を解くことができるようになった・ということではないかと思われます。

 これまでは、スーパーや電車など人ごみの中で他人の目が怖いと感じてしまい、外出や周囲とのコミュニケーションがうまくできませんでした。 今でもそういった場所では不安を感じるそうです。
「今は身体の中心に安心できるものが、はっきりあるのがわかるようになりました。だからもうそういう場所に行っても、どこかで「大丈夫」という声が聞こえるのでもうぜったい大丈夫です。」 と言われます。
 病気が治るというのは、不安や恐怖や いやなことが消えることではありません。
大丈夫な自分が自分の中心にあって、喜びも悲しみも苦悩も不安も恐怖も全てを受け入れてくれる宇宙のような大きなものだということを知ることです。


発行日 :2008年 7月 26日(土)
発行元 : はり 東洋医学  イエラ鍼灸治療室
東京都杉並区阿佐谷北1-9-2
電話 :03−3338−6711
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